スイスレーティシュ鉄道の歴史的な車両
今回はスイスのレーティシュ鉄道で使われていた面白い車両の紹介です。 まずクロコダイルと呼ばれていた電気機関車。凸型をした機関車ですが、前後の車両駆動部分が曲線状に曲がるような構造をしています。曲率の大きなカーブでもスムースに曲がれるように設計されていたんですね。 下の写真が実物の車両で静態保存されています。

そして下の写真が私が持っているBEMO社製のモデルです。1/87のHOスケールで作られていますが軌道は12mmゲージになっています。これは通常HOは16.5mmなのですが、レーテッシュ鉄道は狭軌なので12mm担っているのです。実はJRの在来線も狭軌なので12mmレール幅で走らせなければならないのですが、今は縮尺を1/80にして16.5mmで模型が作られています。つまり世界企画とは少し違う状態になっています。

この機関車の駆動系は少し面白い構造をしています。モーター駆動軸にロッドが取り付けられていて、それを別のロッドで動輪を動かすようになっています。まるで蒸気機関車のようです。その様子を動画でみてください。
さて次に話をするのは電車。ベルニナ線を走っていたものです。

ベルニナ線で有名なブルージオのループ高架橋を走る電車。

下の写真は私が持っているこれもBemo製のモデルです。黄色い色がなかなか良くて好きな車両です。
スポンサーサイト
