江東区には今はもう跡形もない施設がたくさんあり、今日紹介します「洲崎球場」もその一つです。1943に解体されたとはいえ史跡と呼べばいいものかどうか、この地で日本の職業野球がスタートした球場がありました。
今も優秀なピッチャーに与えられる栄誉な賞として沢村栄治賞というものがありますが、巨人の沢村栄治が豪速球(昔の映像から分析したところ160Kmは出ていたよう)で活躍した場所、また川上哲治がデビューした野球場。
1936年に会場して、しばらくの間野球の中心地でしたが、後楽園球場(その後東京ドーム)ができて短い生命を終えました。1943ごろに解体されたようです。洲崎球場は急いで造られたため、満潮時には潮が入り、バケツで海水を取り除いて使用したそうです。
今は小さな記念碑が立っています。

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