今回は少し電子工作から離れてジオラマ制作の話をしたいと思います。レイアウトに組み込む予定のアーチ橋の制作進捗状況です。レーテッシュ鉄道アルブラ線のフィリズール近くのランドバッサー橋をプロトタイプにしたものを模型化しました。半径70mmの曲線で表すアーチ橋なので実物では存在しない橋ですがうまくデフォルメできればと思っています。

まずアーチ橋の基礎部分を木材で作ります。線路の曲率が大きいためにアーチの構造は結構複雑な形になります。線路が通る半円形の橋の部分を作成しそれに足をつけていきます。固定は木工ボンドと添え木、なおかつ釘で止めています。以前同じような構造をスタイロフォームをベースに作成したのですがコーティングする粘土の圧縮圧力が強くアーチ橋の足の部分が曲がってしまったのと、間違って橋桁を折ってしまったりしたので今回は堅固な構造にしました。ここが今後の形を決める基礎なので慎重に行います。

木組みが完了したら次はアーチの制作。スタイロフォームを埋めていきます。ここで使用しているスタイロフォームは固めのものを使用。通常のものよりしっかりしています。

スタイロフォームを埋め終わった状態です。スタイロフォームの継ぎ目に段差がありますが、サンドペーパーがけなどの後処理で改善するのでここではあまり気にしなくていいと思います。

下の写真(左): これに厚紙で作ったアーチの型を張ります。スタイロフォームを削るマスクとして使用します。左側が内側、右側が外側です。曲率が大きいので外側と内側ではずいぶん形が違いますね。
ちなみに下右側の写真はスチロールカッターに自前のステージをつけたものです。このステージのおかげでマスクに沿った曲線を正確にトレースしながらカッティングすることが可能です。フリーハンドでも使えるようにステージは簡単に取り外すことが可能です。

さてそのように余分なスタイロフォームを取り除いたのが下記の写真です。この写真では石粉粘土を薄くコーティングしています。アーチ橋の形になってきました。

いよいよレンガ作りのテクスチャーの作成に入りますが、これは粘土の上にモデリングペーストを薄く塗りこみ乾燥硬化する前にケガキ針でレンガ模様を彫り込むという行程をとっています。スケールが1/220なのでレンガ上の紙を貼るという方法もありますが、ある程度スケールを犠牲にしても実際に凹凸の感じを出したかったのでこのような作業を行いました。

後は塗装と線路の施設、デーティルの仕上げ、レイアウトへの組み込み等を行いますが、その進捗はまた後日記事にしたいと思っています。

まずアーチ橋の基礎部分を木材で作ります。線路の曲率が大きいためにアーチの構造は結構複雑な形になります。線路が通る半円形の橋の部分を作成しそれに足をつけていきます。固定は木工ボンドと添え木、なおかつ釘で止めています。以前同じような構造をスタイロフォームをベースに作成したのですがコーティングする粘土の圧縮圧力が強くアーチ橋の足の部分が曲がってしまったのと、間違って橋桁を折ってしまったりしたので今回は堅固な構造にしました。ここが今後の形を決める基礎なので慎重に行います。


木組みが完了したら次はアーチの制作。スタイロフォームを埋めていきます。ここで使用しているスタイロフォームは固めのものを使用。通常のものよりしっかりしています。


スタイロフォームを埋め終わった状態です。スタイロフォームの継ぎ目に段差がありますが、サンドペーパーがけなどの後処理で改善するのでここではあまり気にしなくていいと思います。


下の写真(左): これに厚紙で作ったアーチの型を張ります。スタイロフォームを削るマスクとして使用します。左側が内側、右側が外側です。曲率が大きいので外側と内側ではずいぶん形が違いますね。
ちなみに下右側の写真はスチロールカッターに自前のステージをつけたものです。このステージのおかげでマスクに沿った曲線を正確にトレースしながらカッティングすることが可能です。フリーハンドでも使えるようにステージは簡単に取り外すことが可能です。


さてそのように余分なスタイロフォームを取り除いたのが下記の写真です。この写真では石粉粘土を薄くコーティングしています。アーチ橋の形になってきました。


いよいよレンガ作りのテクスチャーの作成に入りますが、これは粘土の上にモデリングペーストを薄く塗りこみ乾燥硬化する前にケガキ針でレンガ模様を彫り込むという行程をとっています。スケールが1/220なのでレンガ上の紙を貼るという方法もありますが、ある程度スケールを犠牲にしても実際に凹凸の感じを出したかったのでこのような作業を行いました。


後は塗装と線路の施設、デーティルの仕上げ、レイアウトへの組み込み等を行いますが、その進捗はまた後日記事にしたいと思っています。
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